ピアノを弾く時に最も大切なことの一つである「脱力」
ピアノを習ったことのある人なら必ず先生から「力を抜いて!」って言われたことがあると思います。
「なぜ力を抜かなきゃならないの?力抜いたら弾けないじゃん!」そう思っていても、相手が先生だからぐっと飲みこんだりして(笑)
なぜなのかというと、ズバリ!「美しい音が出るから✨✨✨」なのです。
お風呂で歌をうたう時なんかと同じで、リラックスして力が抜けていると美しい音が響きます。
反対に力が入っていると怒鳴っているような音になってしまい、聞いている人に不快な思いをさせてしまうかもしれません。
そして力まかせに鍵盤をたたいていると、すぐに疲れたり、ケガのもとにもなってしまいます。
脱力を意識するとテンポの速いパッセージなども楽に弾けるようになり良いことだらけなんですよ!
力を抜くと言っても、指先の力まで抜いてしまっては音は出せません。
指先は体や腕の重さを支えて鍵盤につなげる大切なツールなのです。
つまり、脱力は「力を入れない」ことではなく「必要な力を指先に伝え、余分な力を抜く」ことなのです。
次に、お家でお子さんが練習の時に力が入っているかを見分けるポイントがありますので、チェックしてみましょう♪
・肩が上がっていないか
・手首が上がったり下がっったりしていないか
・弾いていない指(特に小指)が上がっていないか
主にこの3つが客観的にも分かりやすい見分け方です。
このポイントに気づいたらまず、
「姿勢は正しいか、イスの高さはあっているか、足はぶらぶらしていないか」
をチェックしてみましょう。
正しい姿勢ができていないと体や腕の重みを指先で支えることができません。
・背中は真っすぐ、上に引っ張られているイメージ
・譜面台にグーパンチしてヒジが曲がらない距離
・いすの高さは鍵盤に指を置いたとき、腕と床が水平になるように。座る位置はイスの半分くらい
・足は少し開いてつま先が外側を向いているように
こんなことに気を付けてみてください。そして、
・肩をギュッと上げ、ストン!と落としましょう。
お子さんでもすぐできます。脱力した状態から弾き始めましょう。
・ゆっくり弾きましょう
練習すればするほど弾けなくなることがあります。
特に難しい部分は練習に夢中になって力が入っていることに気づいていないことも。
こんな時はあえてゆっくり弾いて音の動きの確認や指の支える力をつけていきましょう。
今回は「脱力」についてまとめてみました。
脱力についてはプロの方でも永遠のテーマです!
気長に取り組んでいきましょう。
教室でも脱力のレッスンを常日頃しています。
なかなか改善しない場合やよくわからないという方はお気軽にご相談くださいね。
